
そのマトリョーシカですが、起源についてはいろいろと説があるようです。ロシアで作られたというものから、日本の郷土玩具が日露戦争のときに伝わった、正教の修道士が日本から箱根細工の入れ子人形を土産として持ちかえったのがもとになったということがいわれております。いずれにしれも、ロシア起源説か日本起源説ということでしょうか。たしかに、日本のこけしや、だるまと似たところがあるような気もしなくもないです。
いずれにしても、ロシアを象徴するおもちゃであることには変わりありませんが……
マトリョーシカは、その人形の顔を有名人にしてみたりと多様な絵柄が楽しみのひとつであります。歴代の大統領の顔などは、よく見うけられます。
そして、あの本田圭佑のマトリョーシカも作られているそうです。
チームの顔!本田『マトリョーシカ』大人気 (SANSPO 2010.8.25 05:05)
【モスクワ24日】本田がロシア土産!? ロシアリーグ・CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)が、当地伝統の木製人形『マトリョーシカ』として人気を得ていることが分かった。世界遺産にも指定された「赤の広場」の露店にズラリ。日本の顔? いや、ロシアの顔!?
秋めいたモスクワの昼下がり。世界遺産に指定されている「赤の広場」に絶叫がこだました。
「Хонда! Хонда!(ロシア語でホンダ!)」
振り返ると、あの世界でも知られたマトリョーシカを両手に、露店の店主がニヤリ。その絵柄は何と、本田だった。
聖堂が林立する旧ロシア帝国の宮殿・クレムリン周辺の赤の広場などには多くの露店が並び、マトリョーシカが売られている。女性の絵柄が一般的だが、最近ではプーチン氏、ゴルバチョフ氏らロシア歴代大統領版など世界的著名人も並ぶ。
そこに堂々と連なった本田の木製人形。高さは約15センチ、1体1000ルーブル(約3000円)だ。2つに分かれる人形の上部を持ち上げてみると、中から現れたのはセルビア代表MFクラシッチ(19日にユベントスに移籍)。さらに、CSKAモスクワの同僚が次々と出てきた。
「この国で最高の栄誉を知ってるかい。大統領になる? KGB(国家保安委員会)に就職? 違う。これさ」と店主が指さしたのはマトリョーシカ。「しかも、一番外の絵柄。日本人初だね」。要約するとスターの証…ということらしい。
鮮烈な無回転FKを決めた今年3月の欧州CL・セビリア戦後に登場したという。4試合2得点と活躍した南アW杯後に本格的に量産され、最近はどの露店にも置かれている人気商品。「すべて職人の手書き」と店主が胸を張る味わいあるでき映えだが、公式グッズではなくふつうの土産物になっているところに本田人気がうかがえる。
一時は移籍に向けた動きが活発化していた本田だが、今季中はCSKA残留が決定的。ロシアの顔の1人としてマトリョーシカのモデルになった金狼が、次は世界の顔へとアピールする。

一番外の絵柄を飾る日本人は本田がはじめてとのこと。
日本で人気の本田を一番外の絵柄にすれば、日本人によく売れるんじゃないか、なんという思惑はない(ただ可能性としてはゼロではないかと……)と思いますが、ここまで持ち上げられるのは、やはりすごいとしかいいようがありません。まあ、このマトリョーシカをみたら僕も迷わず買ってしまいすがね……
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