【ロシア】200日の漂流―モスクワ大学留学記2010-2011

2010年12月21日

歌のような言語

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※これが僕がよく食べているロシア料理(?)ジャガイモと豚肉/ボルシチ/きのこグラタン

 僕自身、ロシア語という言語は、聞いていてとても綺麗だなと思うことがたびたびあるのですが、ロシア人からしたときに、日本語という言葉も、きれいに聞こえるそうです。

 日本に興味のあるロシア人の友だちと話しているときのこと。彼が、日本のドラマや女優について熱弁するものから派生して、「日本語は歌のようだ」といって、日本語はきれいだと言っていました。彼だけに限らず、日本語を勉強しているロシア人の中に、日本語はきれいだと言って、うらやましがる人は少なくありません。
 そんなことないよ〜と言って、ロシア語もきれいじゃないか、と返すのですが、ロシア語は汚いとか、言い出す始末。逆に僕からしてみれば、日本語が歌のようだという感想は、とても斬新なものに思えます。
 まあ、日本語がきれいだというのは、もっぱら日本語に興味があって、勉強している人たちだけの意見かと思っていたのですが、どうやらそうではないみたいです。

 学校での先生は、もう60を過ぎた年配の方で、当然日本語なんてまったく知りません。ただ、日本人の生徒が母国語で何かを話しているという状況はつかめるようで、この前、「日本語は何て言語だ。歌みたいじゃないの。」と言ったときには、驚きました。

 普通なら、自国の言語について考えるという機会はなかなかありませんが、こうまで言われると少しは考えこんでしまいます。しかし、母国語を客観的にとらえるというのは、どうも難しいものです。なかなか「歌のよう」という感覚を得られません。
 それと同じように、ロシア人のほうも、ロシア語はきれいだよね、と言ってもなかなかピンと来ないのかもしれません。

 こちらに来て、ロシアについて考えることと同じくらいに、母国、日本について考えることも多いです。これは、日本にいるときよりも、「意識して」日本を視ているからに他ならないと思います。今回の主題も、その一部でした。

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