【ロシア】200日の漂流―モスクワ大学留学記2010-2011

2010年11月23日

ロシアへの「亡命」−タバコをめぐる

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※とあるタバコ屋での一枚

 禁煙。増税。分煙。などと、喫煙者にとってはたいへんに分が悪い状況が、昨今の日本では見受けられます。僕自身は、まったく吸わないのですが、親父がかなりのヘビースモーカーだったり、大学の友人が喫煙者だったりする関係で、なぜかタバコ事情には縁があります。日本では、10月より、たいへんな値上がりがあったようで、ネットを通じてその悲痛な声を聞いておりました。これにを気に止めようと思っている大学の友人も出てきました。

 しかし、ふとモスクワに目を向けてみると、こんなにも喫煙に対する抵抗の無い街なのか、とそのギャップに驚くばかりです。だって、街中で必ず誰かがタバコを吸っていますし、吸殻もどこにでも落ちていますし、タバコ屋もすぐに見つかります。最初驚いたのは、街中で見かけるきれいな若いお姉さんも、スパスパとタバコを平気な顔で吹かしていることです。それから、これは留学生などに多いのですが、ロシアに来てからタバコを吸うようになったという人もいます。

 なぜに喫煙率が高いかといいますと、単純に値段の問題だと思います。日本でも人気のある、マイルドセブン、マルボロなどの銘柄もだいたい一箱40〜50ルーブル(100〜150円の間くらい)ですし、ロシア製の銘柄などでは、一箱20〜30ルーブル(50〜100円くらい)というのもありますし、このくらいの値段なら家計にも大してダメージはないな、と頷けてしまいます。
 もっとも、「質」という面からすれば、日本で売られているものの方がずっと高いということは聞きます。一度、僕の喫煙者の友人が、ロシア人に日本から持ってきたマイルドセブンか何かをあげたときに、何だこの味は!と感動していたのを覚えています。本当にマイルドセブンなのか、と聞き返したり、どこで買った、などと質問攻めにあっていたのを思い出します。日本から持ってきた、と友人が言ったところ、たいへんに残念がっておりましたが……。

 しかしながら、一応ロシア国内では禁煙運動というのはあるみたいで、街中の広告にも禁煙を意図するものが目に入ります。かのプーチン首相が、副首相か何かに「あなたも止めるんだ」と問い詰めたというのは、日本でも有名になっておりましたし。
 まあ、今の値段のままでは、国民の禁煙というのは難しいかなあ、と思います。

 それでも、肩身を気にせず、堂々と喫煙できる、という環境は喫煙者にとってはかなりよいものだそうです。特に日本人の喫煙者はそうだといいます。ですので、僕は日本での禁煙「デモンストレーション」に苦しんでいる人たちには、ロシアへの「亡命」を勧めています(笑)

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