ロシアで日本文化紹介、AKB48も参加
ロシアの首都・モスクワで20日、日本文化を紹介するイベントが開かれ、多くの若者が集まりました。イベントには日本のアイドルグループ「AKB48」のメンバーも参加しました。
20日からモスクワで開かれているこのイベントは、アニメやファッション、音楽を初め、今の日本の若者の文化を紹介しようというものです。ファッションショーでは、プロのモデルではなく公募で選ばれたモスクワの中高生や大学生などが参加、日本のロリータファッションなどを披露しました。会場にはたくさんの若い人たちが自分たちの好きな格好で集まりましたが、単純に日本のまねをしているのではなく、すっかり自分たちのものにしているという感じでした。
「日本では若い人をはじめ、きれいな服を着て自己表現しているのがすばらしいです」
「ロリータファッションが好きです。特に甘い、落ちついた雰囲気のものが好きです」(ファッションショーの参加者)
また日本のアイドルグループ・AKB48も参加。フェスティバルは初日から多くの人で賑わいました。
「(ロシア語で)ウメチャンと呼んでください!ありがとう!」(AKB48・梅田彩佳さん)
多くのロシアの若者が、こうした日本の文化に熱い視線を送っています。このところの日ロ関係とは正反対の雰囲気が会場にはあふれていました。(21日10:56)(TBSnews)
昨日、これに行ってきました。
まずは、AKB48のコンサートのレポートからしていこうと思います。
コンサートが始まる、1時間くらい前だったでしょうか、「AKB、48!、AKB、48!」と叫ぶ、怒涛のような声が聞こえたのです。思わず、声の発信源に行くと、20人くらいのロシア人によるAKB48の応援団がいたのでした。
この集団にみな釘付けで、日本のメディアなどをはじめとして、取材する姿が見受けられました。
そのうち、コンサートの時間になりました。実際に、AKBのパフォーマンスは、日本でも見たことがなかったので、今をひた走る彼女たちは、どのような感じなのだろうと、内心としても楽しみにしていました。
最初、2曲を立て続けに歌ったあと、自己紹介、およびトークに入りました。記事にあるように、彼女たちはロシア語であいさつをしたのです! しかも、「AKB48」(エーケービー・フォーティーエイト)というグループ名も、ロシア語読みにして……
АКВ48(アーカーベー・ソーラックボーセミ)
ロシア語で読むと、本当にこうなるのですが、彼女たちがそうやって呼んでいたので、たいへんに面白かったです。全部で12人のメンバーが来ていたのですが、みなロシア語で「私は〜です」「〜(あだ名)と呼んでください」「私は〜が好きです!」「УРА〜!!(わー!!)」などのロシア語をしゃべっていたので、完全にロシアプログラムだなあ〜と感服しました。
しかも、このトークのときだけではなく、コンサートでは一貫してロシア語がところどころで、使われていました。おそらくですが、「ありがとう」という日本語は耳にしていません。必ず「スパシーバ」と言っていたように思えます。それから、「次の曲は〜!!」とか、「最後の曲は〜!!」という合間のつなぎの言葉も、すべてロシア語で彼女たちは表現していました。
実際のコンサートということもありましたが、このAKBの公演が、この日一番盛り上がったといっても過言ではないかと思います。国は違っても、会場の雰囲気は、完全にAKBに持っていかれていたような感じでもありました。なぜ、彼女たちが支持されるのかということも、大分わかったような気がします。
今回、AKBは、はじめてロシアで公演をしたといいます。そして、今後はモスクワを皮切りに、ヨーロッパ、そして世界へ、という話をしていました。
さて、少し話が長くなりつつあるので、このあたりで。他の話もありますので、それは明日へと持ち越します。
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