【ロシア】200日の漂流―モスクワ大学留学記2010-2011

2010年11月18日

世界の化け物1−言語の達人たち

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 僕にとって、ロシア語とは、客観的には「第二外国語」という位置づけにあります。何も、外国語学部に所属しているとかいうわけでもないので、そのようになります。もっとも、外国語学部から来ている人たちからすれば、ロシア語が「専攻」となっているのですが。それでも、中学、高校で英語を学んで、大学で新しい言語に向き合うという構造は、本質的には同じだと思います。何がいいたいかというと、母語としての日本語、国際共通語としての英語、それからのロシア語、という「第三の言語」という位置づけの人が、日本人留学生の中ではほとんだということです。

 長い前置きになりましたが、他の国からやってきている人たちは、必ずしもこのような「構造」ではありません。すでに、母語、英語を身につけて、さらにドイツ語やフランス語を、第二外国語として習得したのちに、ロシア語を勉強しているという人や、ロシア語を勉強しながら、他の言語にも手を出しているという人もいます。逆に、英語をすっ飛ばして、母語とロシア語しか知りません、という人もいます。少なくとも、驚きを隠せないのは、前者の人たちの存在です。本当に、あらゆる言語に精通しているという人を見ると舌を巻いてしまいます。

 一つ面白い例があります。
 ある日、まだモスクワに来てまだ日が浅いときに、学校の廊下でふいに日本語が聞こえたのでした。あ、日本人だ、と思ってふり向くと、何と、今度は韓国語で話し始めたではありませんか。実際に、日本語を話していたのは、韓国の人だったのです。何でも、モスクワで仲良くなった日本人の人に、遊びながら日本語を教えてもらったとのこと。しかも、驚くべきは、流暢に話しているというのに、勉強期間は一年も経っていないということです。(ただ、読み書きは出来ず、もっぱら会話だけといいますが……、それでもすごいものです)ちなみに、このような韓国の人が、一人ではなく、二、三人いるということも書いておきます……。

 ロシア語が同じくらいのレベルで一緒に勉強している人で、実はドイツ語に長けている、といった人も見受けられます。

 いやあ、世界は広い。上には上がいる、というのは、こちらに来てから痛感に痛感を重ねております。本当に、強烈な刺激になります。

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