【ロシア】200日の漂流―モスクワ大学留学記2010-2011

2010年11月10日

バルトの印象

 このブログで、「はじめての海外はロシア」とうたっているように、僕にとっては、海外=ロシア(特にモスクワ)という方程式が成り立ちます。そのような人間が、ヨーロッパの一部であるバルト三国に旅行へ行くというのは、新鮮この上ないことです。そして、実際に、その通りだったのでした。

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タリン
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リガ
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ヴィリニュス
 やはりモスクワとは違う。旧市街となっている中世のころの街並みは、まずモスクワでは見られない。中世のバルトといえば、ドイツや北欧の諸国の影響を諸に受けているので、ロシアとはまったく異なる歴史を背負っており、その結果、街並みもヨーロッパ的なものになっていました。
 
 けれども、僕が最も感慨深く思ったのは、街の「雰囲気」なのです。もちろん、街並みといった視覚的なものによって、「空気」がつくりだされていると思うのですが、モスクワとは明らかに異なった「雰囲気」がそこにはありました。平穏で、少しばかりか明るい感じがするのです。もっとも、人口が1000万を超えているモスクワと、100万人にも満たないタリンやリガ、ヴィリニュスらを比べること自体ナンセンスかもしれませんが……。
 ロシア、モスクワというと、「暗い、陰鬱(いんうつ)」だということを言う人がいますが、何となく、そう思われるのが少しばかり分かったような気がします。

 この旅行から、僕のバルト三国に対する印象というのは、この上なくよいものです。しかしながら、気をつけねばならないのは、これで「分かりきった」気分になることです。たかだか、数日の旅行で、その国のことが分かるわけはないのです。このことは、僕にとってのモスクワの印象も同じであって、数ヶ月で分かるはずはないのです。「分からない、ということしか分からない」というたぐいのことを、一度『深夜特急』で読んだことがありますが、その感覚に近いのかな、とも思ったりします。

 何はともあれ、1週間の旅行で、少しばかり、僕の視覚が広がったような気がします。モスクワに対しても、今までとは違う角度で、見つめることができるかもしれません。

 バルト旅行でのエピソードは、けっこうありますので、モスクワ関連の記事の合間をぬって、現地の写真つきで、書いていきたいと思います。

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posted by Itta at 14:30| Comment(0) | 留学日誌(観光) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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