【ロシア】200日の漂流―モスクワ大学留学記2010-2011

2010年11月01日

ふた月の成果-英語の存在

DSCF6253.JPG 

 さてさて、早いもので2ヶ月が過ぎました。もちろん、ロシア語は、伸びてきているはずなのですが、その一方で、ひとつ問題が起きはじめています。何と、英語が出てこなくなってきているのです。モスクワに来た当初などは、英語のほうがまだまだ話せていましたが、今は、英語の理解は出来るのですが、すらすらと単語が出てこなくなってしまいました。もちろん、英語のほうが語い力はあるのですが、話すとなると、英語よりも先にロシア語が先走ってしまうのです。

 街中で、外国人だと思われると、英語で話しかけられることは少なくありません。

「Can you speak in English?(:英語話せますか?)」(英語)
「Да, немножко.(:ええ、すこしですが)」(ロシア語)

 とっさに外国語である英語で話しかけられると、思わずロシア語で返答してしまうのです。そして、いざ英語を話すとなると、英語の合間にロシア語を挟んでしまうのです。例えば、

「I think so, НО(ロシア語)……(:僕はそう思うよ、でも……)」

 「しかし」という風に逆説の言葉でつなごうとするときに、英語の「But」ではなく、ロシア語の「но」を言ってしまうということもあります。これはあくまで例ですが、本当に英語を話そうとすると、ロシア語が混ざってしまうのです。他にも、「これ」という言葉を言おうとすると「this is」ではなく、「это」が出てしまいます。特に、日常的によく使う言葉に関しては、英語よりもロシア語のほうが使いやすいように思えます。

 なぜ、このような混同が起こるのだろうと、自分なりに分析してみました。おそらくですが、自分の脳の中の、言語カテゴリーが以下のようになっていると思うのです。

言語構造1.png

 英語と外国語という二つの言語が、「外国語」というカテゴリーの中で、一緒になっているのだと思います。本来であれば、

言語構造2.png

 こうならなければなりません。

 最もひどい現象として、この英単語聞いたことあるぞ、というか高校時代に覚えたぞ、でも意味何だったっけ?という完全な「英語の忘却」が挙げられます。これは、けっこう深刻な問題なのです。高校、大学と積み上げた英語を、留学中に失うなどどんでもありません。「英語?そんなのモスクワに置いてきたぜ」なんていうのはカッコいいかもしれませんが、いやいやシャレになりません(汗)
ロシア語の向上とともに、まずは英語の「リハビリ」そして、その向上が新たな課題として浮かびあがってきました。

 もっとも、僕の「日本語」というカテゴリーには、「標準語」と「宮崎弁」という二つが、ひそかに分けられています……。はい、今では、両者とも意識して使い分けることができます。こんな感じで、英語とロシア語もうまく分けられないかなあ〜と思いますが、まあそう簡単にいかないでしょう。頑張ります……。

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posted by Itta at 02:07| Comment(6) | 留学日誌(個人的近況) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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